この記事で解決できるお悩み
結論、『 完全放置 』では稼げません。
ですが月1回・1時間のメンテナンスで“準不労所得”化は可能です。
記事の前半では「放置で稼げない理由」と「必要PV・作業時間の現実」を、後半では「月5万円を安定化させる手順」と「無理なく続ける型」をが解説します!
さぁそれでは中身に入っていきましょう!
目次
ブログ不労所得の成立は本当に可能?

結論『 完全放置 』で稼げるかの答えは ”NO” です。
ただし作業を仕組みにして手間を減らすことは可能です。
ここでは『ブログが完全な不労所得にならない理由』を解説していきます。
1. ブログ収益は不労所得か
ブログ収益は「完全な不労」ではなく「準不労所得」になります。
なぜなら時間の経過とともに検索する人の意図が変わり、ライバルは記事を更新し続けるからですね。
完全放置はいずれ順位が落ちますが、手間を抑えた運用なら続けられます。
2. 完全放置できない理由
長期間放置すると検索順位が下がりやすくなります。
検索結果は入れ替わるため、検索意図の変化や新しい情報で記事の内容が古くなっていくからですね。
Googleアップデートなど検索エンジンの更新も影響します。
ブログ放置で収益減?不労所得の盲点

記事を放置すると、多くの場合で順位は下がります。
ここでは「放置による影響」と「その対策」について、以下の順に解説していきます!
1. 順位の低下
ブログを数ヶ月放置していると、順位は下がってきます。
時間の経過とともに記事の内容が古くなったり、競合ライバルは記事を更新し続けるからですね。
月1回で十分なので、下がった記事を見つけて見出しを補強しましょう。
古い日付の情報や画像を差し替えるだけでも、戻りは見込めます。
2. 放置に強いジャンル
実は放置しても順位の変動が起こりにくいジャンルがあります。
それは記事の内容に変化が少ないジャンルや流行り廃りがないジャンルですね。
たとえば、英語など資格試験の内容や、ダイエットなど多くの人の悩みに関するものですね。
少しの追記で最新の情報に更新しておくと安心です。
一方で、流行りがあるものや商品仕様や価格が動く分野は注意が必要です。
放置できるかどうかは、情報の鮮度の大切さが目安になりますね。
3. 最低限のメンテナンス
毎月の「小さなメンテナンス」を習慣にします。
メンテナンスの内容によりますが、時間は1時間ほどで足ります。
この5つだけでも効果は出ます。
無理に更新本数を増やさず、まず質を整えることが近道です。
不労所得ブログ収益目安と成立ライン
毎月の生活費から逆算すると、必要なPVや成約件数が見えてきます。
まずはアフィリエイト収益として大まかに計算し、次に収益源の配分と流入経路を整えて、波に強い形に近づけます。
1. 生活費と必要PV目安
生活費を基準にすると、目標は決めやすくなります。
アフィリエイトは「件数×単価」で求めます。
1件1,700円なら月約118件が目安です。
成約率が1%なら必要クリックは約1.2万となります。
逆算することで現実的な到達ラインが固まります。
まずは現在値とのギャップを数値で把握しましょう。
2. 収益源のバランス戦略
1つの収益源に偏ると、更新や相場の変化で収入がぶれます。
成約型で単価を底上げし、自分の商品やサービスで利益率を補完します。
短期は改善点を一つに絞り、継続して整えます。
3. 複数チャネルで安定化
検索だけに頼ると、変動時に落ち込みます。
流入を検索・SNS・メールの三本柱にします。
新規記事1本/既存1本の更新/SNS3投稿/メルマガ1通が目安です。
入口を分散させることで、どこかの流入が落ちても全体は保てます。
まずは一つずつ仕組み化していきましょう。
月5万→10万を狙う不労所得戦略

まずは月5万円を再現できる形にします。
次に、単価アップと成約率アップで10万円へ伸ばします。
手順→強化策→指標の順に整理し、迷わず進められる道筋を示します。
1. 月5万円達成の手順
狙う読者を一つに絞り、悩みを解決する記事を集中的に作ります。
設計→執筆→内部リンクの順で、同じ型で量産します。
成約型は月30件×1,700円=約5.1万円の計算になります。
週1本の新規と、月1回の点検を固定します。
点検では下がった記事を1本選び、見出しの不足を足します。
関連する既存記事から内部リンクを1本追加し、小さく回して土台を固めます。
2. 月10万円へ伸ばす施策
単価と成約率をてこにします。
まず、『比較・ランキング・用途別』の切り口を増やします。
これらの記事を入れるメリットは次のとおりです。
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検討段階の意図に合う:読者は「どれが自分に合うか」を知りたいと考えており意思決定に直結。
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CTR/CVRが上がりやすい:タイトルに数字や条件が入りクリックされやすく、記事内で選択肢を絞れるため成約まで近い。
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内部リンクのハブになる:比較=入口、ランキング=全体俯瞰、用途別=最終候補と役割分担でき、サイト内回遊が増える。
次に、『ボタンや導線の文言を短く分かりやすく』したり、『体験や写真を足して信頼できる根拠』を示します。
古い記事は要点だけ差し替え、厚くしすぎないことがコツ。
3. 記事数とSEO指標
土台づくりの目安は30〜40本です。
主なテーマを2つ決め、各15本で束ねると内部リンクが効きます。
そして10万円を狙う段階では60〜80本が一つの目安です。
見る指標は次の通りです。
- モバイルの見づらさ:文字が小さい、ボタンが押しにくい等をテーマ設定で改善。
- 収益/記事:伸びた記事に集中投下
時短で不労所得を成立させるブログ術
家事や育児の合間でも、やることを絞れば前に進めます。
1日1時間で回す手順、テンプレと外注の使い方、両立のコツを具体的にまとめました。
無理なく続けて、少しずつ積み上げましょう。
1. 1日1時間の作業例
次のようなワークフローで行うと効率的です。

時間配分は「10-20-20-10」が目安です。
翌日の最初の作業を書き残しておくと、迷わずスタートダッシュできます。
2. テンプレ活用
記事作成の際によく使う、次の3つの型を用意します。
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構成テンプレ:記事全体の型。見出しの並び(章立て)を決める道しるべ。
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比較テンプレ:AとBとCの「ちがい」を並べて、選びやすくする型。
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まとめテンプレ:要点だけサッと読める型。最後に次の一歩(申し込み・関連記事)を示す。
本文は「見出し → ポイント → 一言根拠」の順で埋めます。
書き出しで止まるなら、実例つきの型で今日から解決。
5分短縮のコピペ案で、今の原稿がすぐ進みます。
ブログの書き出しについて学びたい人は、「【テンプレ付き】ブログの書き出しのすべてを解説」をじっくり読んでみてください!
▶ 《1行目の型を今すぐ見る》
3. 家事と両立のコツ
作業時間は家事の前後に固定しましょう。
朝の20分と夜の40分などで分けます。
家族の予定はカレンダーで共有し、衝突を減らします。
洗濯待ちや移動時間はリサーチや見出し作成に充てるのもアリですね。
作業前に「今日やる3つ」をメモし、終わったら消します。
週1回だけ15分振り返りを行い、来週の一手を決めます。
失敗しない不労所得向きジャンル選び
失敗しないブログジャンルの選び方を3つ解説していきます!
避けるべき領域を知り、自分の強みを生かし、読者の調べ方に合うテーマを選びましょう。
1. YMYLを避けて専門性重視
お金や健康など、生活に大きく影響する話題は避けましょう。
これらはYMYL(=「Your Money or Your Life」の略。)と呼ばれ、Google公式はこれらのコンテンツに対して、通常のコンテンツよりも厳格な評価基準を設けており、次のように話しています。
有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成
E-E-A-T 自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-T が優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です。たとえば、Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。Google はこうしたトピックを「Your Money or Your Life」、または略して YMYL と呼びます。
引用:Google Search Central 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成
信頼性や権威性の観点からも、プロフィールで経歴と実例を示しながら、作業手順や失敗例も書くといいでしょう。
写真や検証の記録を添えると信頼が上がります。
背伸びをせず、語れる範囲で深く掘りましょう。
2. 検索意図の整理方法
まず最初に狙う言葉で検索し、上位10件の見出しを確認します。
読者が「知りたい」「比べたい」「買いたい」のいずれの欲求なのかを分けましょう。
似た見出しはまとめて、足りない問いを一つ足すと良いです。
上位に『出ていないけれど読者が迷いそうな点』を1つだけ追加すると差別化ポイントになりますよ。
記事の流れは「悩み→解決策→手順→注意点→次の行動」にします。
脱線を防ぎ、読み終わりの行動を明確にしましょう。
3. 長く稼ぐジャンル条件
変化が少なく、流行や季節に左右されにくい領域は強いです。
記事を追加しやすく、内部リンクで束ねやすいことも大事です。
内部リンクでつなげることでユーザーのサイト内回遊率が上がったり、トピッククラスター構造が作りやすくSEOで評価されやすくなります。
悩みが毎年生まれるテーマ(ダイエット、勉強系など)は伸びやすいですね。
更新の手間がかかりすぎず、月1回の点検で整えられる範囲を目安にしましょう。
SNS連携で不労所得ブログ加速
検索からの流入だけはなく、SNSとメールを組み合わせ集客を安定化させましょう。
まずはブログへの入口を増やし、次に戻ってくる仕組みを足すイメージですね。
1. SNSとメルマガ導線
SNSは「新しい読者と出会う場所」、メルマガは「関係を深めて、また来てもらう場所」と役割を分けましょう。
各投稿の終わりに読者の行動を促します。
「チェックリストを受け取る/くわしい手順を見る。」などのCTAを入れることですね。
※CTA=「行動をうながす一言」やボタン文のこと。
誘導先は1つにしぼりましょう。
毎回同じ登録ページへ誘導し、読者の迷いをなくします。
CTAを上げるために登録したくなる“おまけ”を用意します。
たとえば、「初回登録の特典として、3つの型のチェックリスト、コピペ用テンプレがもらえます」みたいな感じですね。
登録直後に『自己紹介』→『人気記事』→『問題解決』と3通のメールを順に短く届けます。
SNSの固定投稿やプロフィールに登録リンクを置いて、日々の投稿から同じ導線へ誘導しましょう。
動線が一本になると、成果の比較がしやすくなります。
2. 再アクセスを増やす仕組み
読者が「また来たくなる理由」を作りましょう。
まず、記事末に関連記事の3択を置いて、サイト内の回遊率を上げる仕組みを作りましょう。
週1回のまとめメールで最新と定番を短く紹介します。
SNSでは固定投稿に「人気3記事」を設置し、プロフィールから常に入れるようにします。
さらに記事の冒頭に下のような「更新日と追記内容」を書くと、安心感が生まれます。
例:更新:2025/11/03/追記:手順に画像を追加
ブックマークや通知の案内も忘れません。
月1回だけ全体を見直し、クリックが多い記事にへ内部リンクを集めます。
内部リンクは前後の文脈で自然な流れで設置しましょう。
月1点検で不労所得を安定化
月に1度だけ全体を見直すと、ムダなくメンテナンスができます。
まず不具合を消し、次に下がった原因を絞り込みましょう。
1. サーチコンソールでエラー確認
Googleのサーチコンソールは「検索の健康診断」のようなもの。
まず「ページのインデックス」で未登録になっている記事や除外の理由を見ます。
僕は新しく記事を公開したらすぐにインデックス登録のリクエストを送っていました。
検索パフォーマンスを直近28日に切り替えて、成果が出ているページを確認しましょう。
そのうち上位10ページについて、表示回数とクリック率が伸びたのか、落ちたのかを把握します。
下がったものについては原因を特定し、次のような直せるところから改善していきましょう。
2. 順位下落の原因分析
下がったページを特定して、原因を探っていきます。
検索結果の上位10件と比較し、自分の記事に足りないものを1つだけ補いましょう。
たとえば次のような感じです。
- タイトルはもっと短い言い回しにできないか
- 情報や価格は最新のものか
- 内部リンクは関連の強い2本へ差し替えできないか
作業時間は1時間以内にするなど、やることを増やしすぎないことが継続のコツです。
3. 月次SEOチェック表
来月の行動に直結する表を1枚作りましょう。
項目は「新規記事本数」「リライト本数」「内部リンク追加本数」「上位10ページのクリック」「クリック率」「平均掲載順位」です。
各項目に先月値と今月値を書き、増減の一言メモを添えます。
伸びた理由は再現のヒントです。
落ちた理由は次月の一手になります。
最後に「来月やる3つ」を決めます。
新規1本、リライト1本、導線強化1本が目安です。
数値と作業を結び、迷いを減らします。
不労所得ブログのQ&Aまとめ
ブログで収益化を目指すうえで、よくある疑問を数字と手順でわかりやすく整理しました。
まずは「月5万円」の目安を知り、次に「月10万円」までのステップを確認しましょう。
さらに、放置しても読まれやすい記事の特徴と、初心者がやりがちな失敗例も紹介します。
Q1. 月5万円を稼ぐにはどれくらい必要ですか?
アフィリエイトでは「件数 × 単価」で考えます。
たとえば、1件1,700円の商品が月30件売れれば、約5万1,000円です。
点検では、順位が下がった記事を1つ選んで見出しを見直し、古い情報を差し替えます。
内部リンクを1本追加するだけでも効果があります。
少しずつ改善を積み重ねれば、目標までの道が見えてきます。
Q2. 月10万円に到達するまでの期間は?
到達までの期間はテーマや作業量によりますが、6〜12か月ほどが目安です。
週1本の更新と月1回の改善をコツコツ積み重ねていきましょう。
収益アップのポイント
・比較記事やランキング記事など、意図に合う構成を増やす
・ボタンや導線の文言を短く、わかりやすくする
・写真や体験談を足して信頼度を上げる
・伸びた記事に追記して、関連テーマを束ねる
数字で成果を見直し、翌月の「やること」を1つ決めると迷わず進めます。
Q3. 放置してもPVが落ちにくい記事には特徴がありますか?
あります。変化の少ないテーマは長く読まれやすいです。
たとえば、「基本的なやり方」「定番のコツ」「道具の使い方」など。
逆に、価格や流行が変わりやすいジャンルは注意が必要です。
タイトルに更新日を入れ、古くなった部分を追記すると信頼度が上がります。
内部リンクを整えて、関連する記事への導線を増やしましょう。
Q4. 初心者がやりがちな失敗は?
ありがちな失敗例
・ターゲットがあいまいで誰に向けた記事かわからない
・見出しが多すぎて話が散らかる
・比較や表を使わず文章だけで説明してしまう
・リンク先が多く読者が迷う
・更新ばかりに集中して点検を忘れる
・画像の代替テキストやリンク切れを放置する
続けるほど改善の精度が上がり、自然と収益が安定していきます。
まとめ
この記事では、「ブログで不労所得を成立させる現実と条件」について解説しました。
要点は以下のとおりです。
放置せず仕組み化することで、限られた時間でも再現性の高い副収入をつくれます。
数字と行動を結び、着実に「仕組みで稼ぐ」ブログへ育てていきましょう。